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投稿者:カトちゃん
題名:11月になりました

11月になりました。
すっかり、秋らしくなってきましたね。

埼玉中部は、紅葉までもう少しといったところでしょうか。


そんな中、最近になっては、問い合わせや体験希望、入会希望の方が増えています。

例年ですと、夏前からそのような動きがあるのですが、今年はコロナ禍のため、少し遅れてやってきたという感じです。


また、学校からの相談が大幅に増えています。

通常学級や特別支援学級に通うお子さんの担任の先生、コーディネーターの先生、そして校長先生や教頭先生から連日お電話をいただいています。

クラスにいるお子さんとどう向き合い、どのようにかかわっていけばよいのかということは、簡単なことではありません。

先生方は、つい、子どものネガティブな部分ばかりを保護者に報告し(○○ちゃん、今日こんなことをしたのですよ)、それで終わってしまうことが増えてしまいます。

学校側の相談に対し、私たちは次のようにお答えしています。


@アセスメントを行う

子どもとかかわるためには、子どものことをよく知らなければなりません。
どういうときに、どういう問題行動が起きるのか?
それを毎日詳しく見ていけば、ある程度の対策が可能になってきます。
また、「見る」と言っても、漠然と見ていても、よく見えないことがあります。
「見る」ための視点を持つことが大切になってきます。


A自分自身を振り返る

子どもが問題行動を起こすのは、子どもに問題があると思われがちです。
しかし、かなりの割合で、大人自身が子どもを混乱させ、問題行動へと導いているケースが見られます(例えば、発達障害の子に、熱意でかかわってもうまくいきません)。
それは、担任の先生のかかわりにこそ、問題があるということを意味します。
そのため、担任の先生は、自らのかかわり(声掛け、表情、話の内容・長さ、注意の仕方、気持ちの込め方、タイミング、距離感)のどの部分が、子どもにマイナスの影響を与えているのかを、改めて考えることが大切になってきます。
 ほんの少しの改善で、劇的に変わることは結構多く見られます。


B個別の教育支援計画を作成する

上記の、アセスメントを十分に行った上で、コーディネーターの先生や特別支援学級の先生、保護者と協力し合い、個別の教育支援計画を作成することが大切です。
教育は熱意や雰囲気で行うのではなく、きちんと計画を立てることが必要です。
また、個別の教育支援計画は、保護者に対して、「こういう目的でこういうことをする」という契約書にもなってきます。



まだ、他にもいろいろありますが、特に大切なことは上記の3点であると考えています。

通常学級に在籍しているのであれば、「ここは相応しくない」「特別支援学級へ」などと言う前に、まずはこのクラスでできることを全力で行って欲しいと考えています。

それは、平成28年に施行された『障害者差別解消法』にも、「合理的配慮」と言う形で書かれています。

この法律の対象者は、療育手帳などの有無は関係ありません。
「合理的配慮」は学校での生活や学習に困っている、すべての子どもに対し、適応されるものです。


繰り返しますが、配慮やかかわり方をほんの少し変えるだけで、学校での過ごし方が大きく変わるお子さんはたくさんいます。


これからも、子どもたちのために、学校の先生方と密な連絡を取り合っていきたいと考えています。

11月もよろしくお願いいたします。

2020年11月01日