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投稿者:ミカっち
題名:今年度も最終月になりました。

3月に入りました。いよいよ今年度の最終月です。

この一年、子どもたちは皆よく頑張りました。
いろいろな壁にぶつかりながらも、一生懸命立ち向かって、一つずつ乗り越えていくことができました。
そんな子どもたちを見守り、時には一緒に戦ってきた保護者の皆さま。お疲れさまでした。
これからもいろいろな壁があると思いますが、少しずつ、乗り越えていきましょう。私たちも一緒に考え、成長のお手伝いをさせていただきたいと思っています。

さて、先日あるお母さんからこんな話をお聞きしました。
「うちの子は、障がいを持っているけれど、決して世の中に必要のない人間なんかじゃないと思っています。よく『どうせこの子たちは将来、施設やグループホームに入るだけなんだから、教育させても意味はない』と言われます。でも、私はそうは思いません。この世に生を受け、私たちと同じように生き、生活しているのだから、それだけで意味があると思います。家族にとってもとても大切な存在です。だからこそ、日々QOL(生活の質)を高めていくことが大事だと思っています。」

私たちも同感です。
障がいを持っているから教育しても無駄だという考えは、全くナンセンスです。
「この子はどうせ何もできないから」と決めつけ挑戦させずにきたお子さんと、「この子ならできる」と信じ挑戦させてきたお子さんでは、将来の過ごし方に大きな差が出ます。
実際、ビリーブに来ているお子さんたちの中にも、無理だと思って諦められていたことを丁寧に行ってきた結果、しっかりと成し遂げてくれるケースが多々あります。そのことにより、将来的に生活の幅が広がり、豊かに過ごすことができるのです。

もし私たちが何か挑戦したいと思っている時に、「どうせ○○さんには無理でしょ」と挑戦の機会すら与えてもらえなかったら、、、
そう考えたら分かりやすいかもしれません。
子どもも同様なのです。

ただし子どもたちは自分でそれを要求することができません。
だからこそ、周りがその場を提供してあげる必要があるのです。

ぜひ、子どもの可能性を信じ、適切な環境を提供してあげてほしいと願います。

来年度もよろしくお願いいたします。




2018年3月02日